リサイクルショップで投げ売られていた五徳鉋を買ってみたので使用感など書いていきます。
780円でゴミのように売られていた五徳鉋、使うのは初めてです。
普通の鉋とはだいぶ雰囲気が違いますが基本的な使い方は同じです。
↑刃も独特な形状ですね。
カンナ台の下から滑り込ますように刃を挿入して調整します。
↑とりあえず刃を研いで本体をキレイに拭き上げて調整して使ってみます。
↑普通に木は削れますね。
↑ただ鉋屑の排出は構造上仕方がないですがうまく行きません。
左際と右際の鉋としてはソコソコ使えますが平鉋としてはほぼ使えません。
そもそも何が五徳なのかと言うとおそらく↓の絵の矢印部分が削れるから五徳鉋と言う名前がついたのだと思います。
しかし構造上平面を削る平鉋としての能力は普通の平鉋と比べると著しく劣るし、際鉋としての能力は左際と右際の両方の能力が使えますが両方の際を使えるよにするための調整が難しいのでメインで使うには少しと言うかかなり使いにくい鉋かと思います。
よく言うと一台で3役こなす多機能ツールですが調整が難しすぎるので木工上級者がメイン鉋のサブ機として一台で持つかコレクターアイテムとして愛でるかしか使い道が無いように思います。
左右の際鉋としてしばらく使ってみましたがやはり普通の際鉋の方が扱いやすいので今後の出番はほぼ無さそうですね。
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