車やバイクの整備をするための道具と、木工とかその他の造形する人の道具とはかなり乖離しています。
そのため車両整備用工具(レンチ、スパナ、ドライバー類)は私のような人間はあまり使うことがなく、どうしても適当に整理してしまう事になってしまいます。
↑こんな感じでプラスチックのレターケースにメチャクチャに放り込んでいます。
ほとんど車やバイクは自分でいじくることはありませんが、整備工場とかにある金属製のツールボックスはちょっと憧れの目線で見てしましますね。
と言うことで自作してみます。
材料はやっぱり木です。 と言うか鉄板曲げてなど作れません! まぁ溶接なら多少できますが、ちょっと面倒くさいのでやっぱり木ですね。
まず9mmと5.5mmのべニア板を切って貼り合わせます。(タッカーがあれば楽ですがなければクランプで圧着してもいいですね)
切る時に5.5mmを少し小さく切って箱になったときに綺麗に合わさるように段を作っておきます。
くっつけました。
スライドレールはスガツネ工業のやつが手に入りやすく性能も良くて安くっておススメです。
スライドレールの長さに合わせて箱を作るのが計算が楽でいいともいます。
スライドレールの上の空間は完全に蓋をしてしまいます。
引き出しも作りました。
引き出し部分の天板ととってを作ります。
完全に蓋をして閉じた引き出しの上部分は丸鋸で上半分を切って蓋を作ります。
こうやって後で切り飛ばして蓋を作る方がきれいにできます。
蝶番を取り付けると一気に道具箱感が出てきます。
なかなかいい感じに出来てきました。
色を塗ります。
家に余っていたアサヒペンのスーパーコート油性の艶消し白と黒に、青を混ぜてスモークブルーにしてみました。
スーパーコートは下地さえしっかりしていればメチャクチャ耐久力のあるペンキですのでこういった場所に塗るのには少しもったいないくらいの性能のペンキです。
ちょっと物足りないので装飾を入れます。
取っ手はアルミの板を入れて指かけを作り、箱の角部分はアルミのエルアングルを張り付けていきます。
エルアングルはカナ鋸で切ります。 角材でガイドを作って切ると直角に切れますが、ぶっちゃけコーナー金物で隠れるのであんまり気にしなくってOKかと思います。
いい感じに完成しました。
べニア板をふんだんに使ったのでちょっと重たいですが、まぁ軽いよりは使いやすいと思います。
道具を入れてみました。
まぁわかってはいましたが整備用の道具ってあんまりまともなの持ってないんですよね。
この中で一番高価な道具は多分アーウィンの電工ペンチかと思います。
で、これも知っていたのですがプライヤーの数多すぎですね、っていうかこれ以外にも3~4本まだありますし。
でも本職とかでは全然ないのでいいか。
コメント