アルミ板を使ったコーナークランプを自作してみます。
コーナークランプは一つ持っておくと箱を作る時など何かと重宝しますので一つは持っておきたいアイテムです。
ただ安物などはあまり力をかけられないことも多く、そもそもの直角の制度がかなり怪しい作りになっていますので自分で納得できるものを一つ作っておくと便利ですね。
使用する材料はネット通販で売られているカットアルミ板。
これは機械工作をしたりする人等に重宝されるものらしく、一ミリ単位でオーダーカットして購入することができます。
モノタロウ等で扱っているのが買いやすいですがアマゾンや楽天でも見かけます。
ホームセンターなんかでもカットは出来ませんが販売はしています。
この手のカット材は最初から直角がかなり正確に出ている事が多く、基本は買った状態で直角合わせは完了してるので便利です。
買った状態で直角でなければ削るなりして直角を合わせなくてはいけないのでちょっと大変です。
今回はこの何で使ったか忘れた、余った材料を使用します。 これもネットでカット注文したものです。
厚みは10mm。
まずアルミを瞬間接着剤で仮止めしてドリルで穴を開けます。
穴はM4のタップを切る(ネジ切り)ので3.5mmの穴を開けます。
本当はM4mmタップの場合3.25mmの穴が正しいのですがそんな中途半端なドリル持ってないし、長いネジ切りなので3.5mmで問題ないです。
アルミがずれないように二枚同時に開けます、この時手持ちのドリルでも作業可能ですができればボール盤を使うのがベストですね。
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穴を開けたら接着を外してタップを切ります、タップはこんな道具で開けます。
意外に簡単で、専用の道具で先に開けていた穴にねじ込むだけです。
これだけで綺麗にネジが切れます。
1セット持っておくと何かと重宝します。
直角のベース部分は三角に切ってホールソーで数か所穴を開けます。
穴の開いた部分はクランプをかけて使用するための穴です。
三角に切るのはチップソーカッターなどがあればいいのですが私は持っていませんでしたので金ノコで頑張って切りました。
あとはM4のネジを取り付けたらコーナークランプ完成になります。
クランプもかけられるししっかり直角も出ていました。
なかなか満足いく仕上がりでしたが重いのがちょっと、、、 あと金属なので木工で使うとワークを傷つけそうでちょっと怖いですね。
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