シャコバサボテンを開花させる方法と冬越し

植物

シャコバサボテンは、デンマークカクタス、クリスマスカクタス、カニバサボテンなどいろいろな呼び名があってどれが正しい呼び方なのかよくわかりませんがサボテン科カニバサボテン属の植物ということになるようです。

原産はブラジルで森の中などに自生しているようですね、森林着生種と言うやつです。

花の少ない冬に花が咲くので毎年花が咲くと凄く嬉しくなります。

さて、開花させる具体的な方法ですがこの種は少しだけ気難しいサボテンになります、 テキトーに管理していても花は咲きません。

まず秋口から短日処理をしなくてはいけません、これは1日の日照時間を12時間にしなくてはいけないのですが、私は最初バカ正直にダンボールとかを使って日照時間をコントロールしていましたが、そんな事をしなくっても花は咲くということに気が付きました。

置き場所を工夫するとわざわざダンボールなど使わなくっても問題なく花芽は付きます。

夜間に街灯や家の中からの光が当たらない場所を探す、 なければやはりダンボール作戦になりますがとても手間がかかるのでぜひ夜中に真っ暗になる場所を探してみてください。 もちろん日中暗すぎるのはだめですが。

なので秋口(9月末ころ)になったら置き場所を変えてみましょう。

芽摘み、 よい置き場所が決まったら芽摘みです、秋に葉の先端の赤い葉や小さく柔らかい葉は全て摘み取ってしまいます、 こうすると格段に花芽が付きやすくなります。

水やり方法、芽摘みが終わったら花芽が付くまでは極力水を切って育てます。 シャコバサボテンに「子孫を残さないとマズイ!」と思わせるくらいに水を切ります。

もちろん限度はありますので枯れそうだと判断出来たら水を与えましょう。 まぁサボテンですから本当にかなり水やりを控えても枯れません。

花芽が1〜2ミリくらいになったら今度は水を与えます。

それでもたくさん与えるという訳ではなく土の表面が乾いてから2〜3日後にたっぷりと与えます。

ここまで大きくなったらもう確実に咲くでしょう。

この頃になると外は寒くなっているでしょうから家の中に。取り込みましょう。 たぶん2〜3度くらいが限界の気温だと思います。

↑この株は同じように短日処理をしていたのですが雨がかかってしまいまって花芽が付きませんでした。

やはり水を与えると花は咲かないみたいです。

今年もキレイに咲きました。

中々面白い造形の花ですね。

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コメント

  1. 土屋宏 より:

    サボテンが好きで、今から60年ぐらい前新宿駅前にリアカーでサボを売りに来たおっちゃんからパロディア属を1個買いました。その後はやったり、止めたりで、この年になって(75歳)再トライ。今は多肉類のブームの様ですが私は多肉に興味がありません。何なのでしょうか。今、はまっているのは種まきと、自分勝手の土造りです。昔、共生園さんがあった頃、さぼちゃんも安かった。小遣いを貯めて通販で買い、来るのを楽しみにしていました。今の時代本当めちゃめちゃ高い。少し前に五反田のTOCの即売会へ、人は万札を握り1個7万する物をパカパカと買っていました。もう異常としか・・・ネットもパンフも高いのばかり。なので今は苗は百均で、種は、種の安いハンドメイドさわや、さんから買って楽しく育てています。しかしみんなも知っての通り、さぼちゃんは生育が、超遅いのよ、もたもたしてるとこっちがアウトだかんね!花の咲くのも見たいし、トゲトゲ君の立派な姿も見たいのにとねー。どなたかさぼちゃん安く買える方法教えて下さいな。共生園さん復活しないかなー。伊藤芳夫、会いたいね、本も小遣い貯めて買ったねー、少しづつ。上で会えると最高にうれしい!!