胡蝶蘭は東南アジア原産ですから高温多湿状態で育てるのがベストなのですが冬はどうしても温度が下がってしまいます、ですから家で一番温かい場所を探してそこに置いて冬を乗り越えさせます。
家の中で一番温かい場所というのはほとんどの場合リビングになると思いますが適度な明るさも必要ですし、ストーブやエアコンの風が当たらない場所と言うのも必須条件です。
ちなみに私の家のリビングの最低気温は寒い日で約5度になります。もっと下がる日もありますが… と言うことはたぶん普通の胡蝶蘭なら最低気温は5度でも冬越しが可能と思われます。(もちろん個体差はあると思います、と言うか胡蝶蘭は10度を下回ると枯れてしまうと言われています)
「なんだ、5度なんて余裕じゃないか」と思われる人も多いかもしれませんが最低気温が5度です。
天気予報の最低気温とか夜寝る前や朝起きたときの温度計の気温ではなく自分の家の中の最低気温です。
これは最高最低温度計と言うのが無くてはわからない事なので植物を愛好して育てている人は必ず持っていたほうがいいと思います。
ホームセンター等で売られている安物でもいいので買って植物を育てている場所に一緒に置いて毎日確認してみると良いでしょう。
意外と夜中のうちに寒くなっているのが分かると思います。
断熱方法
植物の保温対策は夜ダンボールをかぶせてみたり、窓から離して置いてみたり色々な方法がありますが、一番楽なのはポリカーボネートのプラダンを窓に貼り付けてしまう方法です。
見た目は悪いですが結構断熱性能は高いと思います。
↑こんな感じのボードです、ホームセンターで入手できるしカッターナイフで簡単に切れますから工作が苦手な方でもなんとかなるかと思います。(波板トタンではなくダンボールの様な構造の透明板です)
ダンボールをかぶせたり窓から離したりする方法は結構有効な手段なのですが私は毎日やるのは絶対に忘れてしまいます。
水やり方法
断熱対策の次は水やりの方法です。
水の温度は30度くらいのぬるま湯で〜…とか、まぁいろいろと言われていますが私は冷たすぎない水をジャバジャバかけています。肥料は入れません、ってか夏もほとんど入れません。
ただし水苔はかなり乾かしてから水をやっています、鉢底の穴から指を突っ込んでカラカラに乾いているのを確認してから2〜4日後に水やりをしています。
↑冬でも昼に10度くらいあれば外に出してジャバジャバいきます。
少し乱暴な水やり方法ですが今のところそれで枯れてはいないし毎年花も咲かせているので間違いではないと思います。
ただし一応真冬の12〜2月くらいは天気予報を見てから水やりをしています。 寒波が来ています!とか言っていたらカラカラに乾いていても一週間くらいは水やりをせずに見守ります、なかなか寒波がいなくならない場合は、霧吹きと少し湿らす程度の水やりをします。
ちなみに霧吹きですがマメに霧吹きをするのはたぶん良いことだと思うのですが私は面倒くさいので普段は全然やりません、夏もやりません、本当に効果的なんでしょうかね?
天気が悪い時や夜中に水を与える時はキッチンのシンクでやっています。 外に出すの面倒ですからね。
私がいつもやっている胡蝶蘭の冬越し方法をざっくり書いてみましたがプロではないので本当に正しいのかは分かりません。 ですが皆さんの園芸ライフの参考になればと思います。
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