和室に押入れを作る。
別の部屋で使っていた襖が余っていたのでそれを利用して、昔ながらの押入れを作ろうかと思います。
部屋は畳をはがし板間だけの状態にしました。
部屋に板間が無く畳だけの部屋の場合は板間から作らなくてはいけませんが、この部屋は昔自分で作った板間がありましたのでそこに押入れを作ります。
まずホームセンターで木材を買ってきます。
買った木材はヒノキ90×90×4000、松45×45×3000、ホワイトウッド90×45×3000、ホワイトウッドはあまりいい話は聞かないので使いたくなかったのですが松はゆがみがひどいものしか売っていなかったので今回はホワイトウッドで作ります。
次に必要な寸法に切り、一部切り欠きも作ります。
切り欠きは一番スタンダードな形です。
わざわざ切り欠きを作らなくても組上げはネジだけで出来ますが自分は一人で全部作業するのである程度切り欠きがあった方が作業しやすいので、面倒でもちゃんと作ります。
加工は丸ノコとノミが一本あっれば簡単にできます。
沢山の切り込みをを入れてノミで落とせば完成です。
少し小さめに掘っておくのがコツで、はめ込む方の木をはめ込む直前に金槌で木殺ししてやれば大体入ります、どうしても入りにくい場合は少し鉋で削ってやればいいでしょう。
鉋が苦手な人はジャンプの最適カンナがお勧めです、素人でも簡単に扱えます。
ある程度加工が終わったら組上げです。
まず壁側に柱を立てます。
次にそれを繋ぐ柱を立てて固定します
後は】どんどん周りの柱を繋げていき補強していきます。
ここまで来れば強度的にはもう十分で上に乗って作業することも可能です。
今度は襖が載る敷居の制作に入ります。
襖は既にあるので、それに合わせた寸法で作らなくてはいけません。
トリマーでひたすら切削、ホワイトウッドは柔らかいのでトリマー作業は楽です。
重さが掛かる事のある部材なので取り付けには6mmのネジを使いしっかりと取り付けます。
上の段は無事に取り付けられました。
同じ要領で下も取り付けます。
今度は中の板です。
外枠よりも9mm下に内枠を取り付けます。
最後にラワン合板を貼り付けます。
合板は自分で切るのは面倒なので大まかにはホームセンターで切ってもらいます。
最初はレールの滑りが悪いので敷居用のロウ等をぬるとスムーズに動くようになります。
完成です。
布団を入れてみましたが使い勝手よさそうです。
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