先日シリコンのブロック型を作りましたので、その型を使って石膏成形をしてみます。
石膏はホームセンターやインターネット通販で購入でき、有機溶剤を使わないので比較的気軽に扱う事が出来ますが、主成分は硫酸カルシウムなので素手で触るとガサガサに手荒れします。
石膏の使い方は以前に書いた記事でも紹介していますが、石膏と同じ体積の水と混ぜるだけです。
型取り技術の基礎知識 石膏型①
なんとなく絵で描くとこんな感じで、カップに水を入れてそこに石膏の粉をふるい落としていくイメージですね。
丼茶碗やステンレスボール等を100円ショップで買うと作りやすいです。
石膏に水性絵の具や顔料を混ぜると色も付けられます。
ただ元々が白色なのでパステルカラーにしかなりません。
シリコンの型によくかき混ぜた石膏を流し込みます。
5分ほど放置すると傾けても流れ落ちないくらいの硬さになりますので、すかさず型を合わせます。
早すぎると中の石膏がこぼれ落ちますし遅すぎるとバリが大きくなってしまいます。
輪ゴムなどで止めて半日以上放置したら型を外します。
綺麗に成形出来ました。
少しだけ黒のアクリル絵具を入れましたが量が少なかったのかあまり色は付きませんでした。
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