板の接ぎ合わせ作業がしたかったのでピーウッドのビスケットジョイナーを購入して使ってみました。
このジョイントカッター(ビスケットジョイナー)はアマゾンとかヤフーのネットショップで簡単に入手可能で3種類のビスケットが最初から付属している物や箱付きの物などいくつか種類があるようです。
ビスケットにせよ箱にせよどうせ後で買う物なので今回はビスケットと箱がセットになっているものを購入しました。
箱ですが専用に作られた箱ではなく汎用の箱でした、まぁ別にそれ自体は良いのですがちょっと箱が大きい気がします。↓
ビスケットはマキタの物が入っていました。
使えるビスケットは標準的なNo0/10/20に対応しています。
フェンスは0〜90度まで無段階調節。
結構適当なメモリなので自分で角度を出さないと駄目そうです。
PEAWOODと言うメーカーはあまり聞いたことがなかったのですがこんな文章をネットで見かけます↓
[日本の木工世界においては老舗ブランド。安価で質の良い工具は多くの木工作家に愛用されてきました。その優れたアイディアと開発能力はいつも高い評価を得ております。」
実際に欅のテーブル用の天板を接ぎ合わせてみます。
はぎ合わせる部分を合わせて鉛筆で線を書きます。↓
削ってみます。
一人で作業をしているので削っている最中の写真は撮れませんでしたが綺麗に削れました、特に不安定に感じたり抵抗を感じたりはしませんでした。↓
削った穴にボンドを入れて、ビスケットにもボンドを塗り込み接着面にも多めにボンドをつけてパイプクランプで締め上げます。↓
はみ出したボンドは濡れタオルで拭き上げます。
さらに反対面からもパイプクランプを使いしっかりと締め付けます。↓
一日後、しっかりとくっついていました。
重たい欅の板ですがビスケットとボンドの力だけでくっついています。
素人の簡単DIYなら十分実用に耐える工具かと思いますが、逆に精度や耐久力が求められるプロの仕事では少し頼りないでしょう。
この欅のテーブルに20箇所ほど穴を掘っただけなのに本体がかなり熱くなったので連続使用には耐えないでしょうし各部の作りが雑すぎてハードに扱うとすぐに壊れそうです。
細部の作りがだいぶ大雑把です。↓
力を入れすぎて作業すると若干フェンス部分がしなる感じもしますので心配な人はマキタのジョイントカッターを買うと正解かと思います。
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