アマゾンでやたらと安く販売されている西洋鉋があり、気になったので購入して使ってみました。
かなりしっかりした物が届きましたが思いっきりAmazonbasicと刻印されています。
これは気にする人多そうですね(私は全然気にしません)。
西洋鉋を使うのは初めてなのですが、すべてをネジとかツマミで調整すると言うのは何だか簡単なようです難しいですね。
普通の日本の鉋に慣れていると、逆に難しく感じます。
一応簡単な説明書が入っていますが直感的にほとんど操作出来ます。
刃の下にある大きなツマミを回すと刃が出たり引っ込んだりします。
また刃の裏側についているレバーを左右に動かすと刃の左右の角度が変えられるようになっています。
このギミックを考えた人は凄い。 操作してるだけで結構楽しい。
とりあえず何も考えずに削ってみましたが……。
一応削れますがやたらと削りにくくササクレが出来ました。
やはり調整はいるみたいですね。
↑まず鉄の台を平らに治します。
ダイヤモンド砥石を使うと楽ですがかなり時間がかかります。
30分くらいひたすら削りました。
西洋鉋の台はフラットでいいらしい。
さらに刃を研ぎます
刃物の研ぎ器を使うとかなり楽に研げますが、普通のカンナの刃みたいにフリーハンドで研ぐにはかなり熟練の腕がいりますね。
と言うかこの研ぎ器は西洋鉋用に開発されたんだと気が付かされます。
カンナやノミを簡単に砥ぐ方法(研ぎ器)
↑以前に書いた砥ぎ器の記事です。
どうも裏刃も角度が悪いようなのでしっかり調整しました。
↑隙間が空いており木がすぐにつまります。
分解しても簡単に組み上げられます。
かなり切れるようになりましたね。
普通に使えるようにはなりましたが日本のカンナとは考え方がまったく違うのでちょっと扱いには困りそうですね。
まず重たすぎて両手で扱うのが前提の道具になります。 ですから必ず材料をしっかり固定しなくてはなりません。
ただ比較的硬い材料を相手にする場合は台が削れませんからそれなりに使い勝手はありますね。
何にせよ自分的にはあまり使わなさそうな道具になりそうです。
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