今は無線式インパクトドライバーが主流でわざわざ有線インパクトを使う人は少ないかと思いますが、有線インパクトはもう少し評価されてもいいように思います。
個人の感想は置いておきメリット、デメリットがありますから書いていきます。
・メリット
バッテリー管理の必要が無い。
使用頻度が年に数回とかでしたら使う前にバッテリーを充電しなくていいしバッテリーそのものが死ぬ心配がありません。
また大量のネジやボルトを締め付ける場合もバッテリーを気にせずに使えます(本体が熱くなりますが)。
バッテリーが無いので本体の寿命が長い。
私の持っているリョービCID-1100は10年以上昔に買いましたがまだまだ絶好調ですね。
友人のリョービID-140も20年くらい使っているが壊れる気配が無いと言っていました。
パワーは必要十分。
めちゃくちゃ強いのかと問われるとそんな事は無いですかトルクは110N・mありますから多少長いネジや太いボルトでも問題なく打ち込めます。
・デメリット
ブレーキ機能が無い。
有線インパクトで一番気に入らない部分がここですね。
とにかく微調整がやりにくく、カムアウトしたりネジを締め付けすぎる事がよくあります。
ある程度馴れの部分で解消は出来ますが普段無線式を使っているとけっこうイライラします。
今まで3機種ほど有線インパクトを使ったことがありましたがすべてブレーキが付いていなかったのと、工具メーカーもバッテリー工具を売りたいと思っている事から考えると、今後ブレーキ付き有線インパクトが発売されるのは遠いかもしれません。
コードが邪魔。
有線なので当たり前ですが無線で使うのが当たり前の時代にコードを引きずり回すと言うのはすごいストレスです。
屋外とかで使うと延長コードも必要になり、片付ける時もコードが泥で汚れたりとかしてるとさらにイライラします。
ざっとメリットとデメリットを書きましたが、便利に使えるかどうかという点は人によるとしか言いようがありません。
年に2〜3回しか使わないとか、ウッドデッキさえ作れれば後は必要ないとか言う人は良いかもしれませんが、そもそもほとんど使わない人には少し扱いが難しいという点がありますのでやはり自分的にはバッテリー式を選ぶ方が良いような気がします。
ちなみに私は自分で普段使う用はバッテリー式で、両親の住む実家に有線インパクトを一台置いています。
DIYが得意だと急に「これ直せる?」と言われますからね。
バッテリー式のマキタTD171と比較してみます。
有線インパクトは木ネジを打ち込むのにやはり多少のコツがいりますが、長いネジもガンガン打ち込めるので、細々した仕事よりもパワーで押し切る感じの仕事が向いていそうですね。
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