以前に替え刃式鉋の選び方という記事を書きましたが、替え刃の研ぎ方について紹介します。
替え刃式鉋の選び方
研ぎ方と言っても実際に研ぐ角度や手の動かし方は研器にセットするのでほぼ語ることはありません。
研ぐための研機も現状河怡の研ぎ器しか手に入らないような気がしますからあまり迷うことはありません。
私は河怡の研器だけで三つ持っていますが、今は↓写真の黄色のやつしか手に入らないと思います。
黒い奴は同じ刃を二枚はさんで安定させるタイプで現状手に入りませんがたくさんの切れやんだ刃を一気にメンテナンスするのに重宝しいます。
黄色のと茶色のは一枚づつはさんで砥石にあてるのですが、買った研器をそのまま使うとなぜかうまく研げません。 ぱっと見は綺麗に仕上がっていても刃が真っすぐになりません。
絵に描くとこんな感じ。
本来は左の絵のように真っすぐにしたいところが右のように真ん中が凹んで研げてしまいます。
これは自分の力のかけ方が原因かもしれませんがどうしても凹んでしまいます。
なので分解してマスキングテープを貼ってわざと逆に力がかかるようにして力を逃がしてやります。
(緑に見える部分がマスキングテープでトライアンドエラーを繰り返していい感じになるように調整する)
これでうまく真っすぐになります。
最終的にはステンレスのフラットバーを接着して使っています、これで文句なしの真っすぐになりました。
本当は刃の耳の部分は若干丸く落とす方がいいのですがまぁそれは研ぎのテクニックでカバーできればと思っております。
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砥石はシャプトンがおススメです。
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ちなみに河怡の研器でもワンタッチ式替刃や越翁の刃を研げます、うろ覚えですが最適カンナもイケたと思います。
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