家の裏に鉄筋コンクリート造の擁壁(斜面)があり、その下には簡単な花壇があり園芸などを楽しめるようになっていたのですが、家は人がよく出入りする商売をやっているので緊急避難経路としての簡単な階段とウッドデッキを設置する事にしました。
いつもなら私が自力でやりたいところですが、時間がかかり過ぎるので今回はリフォーム業者に任せることにしました。
そこでリフォーム業者の仕事とか予算の話を書いていこうかと思います。
↑実際にリフォームを頼んだ箇所の写真です。
擁壁はかなり汚れていたので業者が入る前に高圧洗浄機で洗いました。
ヴィットリオ Vittorio Z3で塀を洗う(高圧洗浄機)
擁壁の上も花を置く花壇などが設置してありましたが完全に撤去し、土も少し掘り下げて業者が作業をしやすいようにしておきました。
施工一日目、早速元々からあったフェンスとブロックが撤去されました。
二日目でもう足場が出来ていました。
さすが仕事が早い、個人ではなかなかここまで素早い作業は出来ません。
三日目で手摺りまで出来ました。
鉄骨造の作業はここまでで終わりで、つぎは塗装と足場を同時に作るようです。
最終的に全部で6〜7日の作業で完成まで持っていきました。
さすがプロの仕事です。
デッキ部分も綺麗に施工してくれました。
木材はセランガンバツと言うハードウッドで、ノーメンテナンスで20年以上余裕で持つそうです。
値段の話
さて、今回は5社ほど見積もりをもらったのですが、こちらからの要望に答えられる業者は結局3社しかありませんでした。
値段は高い業者で150万くらいでした、最終的には100万前後でやってくれる業者を選びましたが60万くらい作るという業者もおり、なかなか決めるのは難しかったですね。
最終的にはどこまでこちらの要望に答えられるかと言う部分になっては来ますので、業者とのやり取りで詰めていく部分が大事になっていきます。
こちらの要望が具体的であればあるほど業者も仕様や値段が決めやすくなりますからすべて丸投げせず、鉄骨の太さとか使う木材の種類とかは面倒くさがらずにきちんと業者と話し合って決めていくべきです。
仕様の話
今回は鉄骨のフレームに木材でデッキを作るという手法を取りましたが、他にも方法はあります。
鉄骨を使わずにアルミフレームを使い施工する方法やアルミ製のベランダを強引に取り付ける方法もありました。
60万の見積もりを出した業者は「鉄骨造は無理なのでベランダ付けます!」と言っていました(この施工方法が悪い訳ではない)。
またオーソドックスなのは木工ですべて作る方法もあります。
恐らくは他にもいろんな施工方法があり値段も施工方法で倍以上の開きが出ますので今回のような擁壁工事に限らす、業者とはよく話し合う事がとても大事です。
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