ドクダミだけを枯らしたい。 ドクダミの現実的な除草方法。

植物

庭に生えるドクダミを何とか枯らしたい。
出来れば除草剤は使わずに。

いろいろとやってみましたが結論から言うと除草剤を使わないとすべて枯らすのは無理かと思います。

・熱湯をかける
地上部は枯れますが、根までは枯れません。
そもそもドクダミをピンポイントで枯らすことは難しい。

・庭の土ををアルカリ性に傾ける。
大量の石灰を撒いてみましたが、確かに生えてくるドクダミは多少減りましたが、すべて枯らすのは無理でした。

・高濃度重曹水をかける。
よくネットで見かける方法でドクダミを傷つけてから重曹水を撒く方法、これもドクダミにはあまり効果が無かったです。

・ガスバーナーで焼き払う。
これも予想出来るかと思いますが、地上部だけが枯れて根本的な解決には至りませんでした。

・頑張って土を掘り返して地下茎ごと取り払う。
一番効果的ですが労力が半端ではないのとすべての地下茎を取り除くのは不可能。

・グランドカバープランツで覆う。
この方法は上記で書いた土を掘り返して地下茎ごと取り払う、と併用するとかなり効果的でしたがやはりグランドカバープランツの隙間から芽を出すのは止められません。

・最終的にたどり着いた方法。
結局除草剤を使いました。
ただしメーカー推奨の使い方はせずにドクダミだけをピンポイントで枯らす方法です。

使う薬品は悪名高いグリホサート系除草剤のサンフーロンです。

100円ショップで醤油差し的な容器を買ってきます(出来ればポタポタ一滴づつ調整が出来る物)。
それにサンフーロンの原液を入れて直接ドクダミの葉に1〜2滴かけます、この時他の植物にかからないように注意が必要です。


↓葉に一滴たらします。

あらかじめ地下茎を掘り上げてドクダミの数を減らしておければさらに効果的です。
と言うか大量のドクダミすべてにポタポタかけていたら除草剤の使用量も増えるので出来るだけドクダミの数を減らしてから除草剤を使うべきです。

ポタポタたらしてから1〜2週間でドクダミは枯れますが1〜2ヶ月ほどでまたドクダミが出てきます。
そしたらまた除草剤をポタポタかける。
これを2〜3回繰り返せばほとんど駆除出来ます。
今のところ周囲にいるグランドカバープランツは枯れずに育っていますのでドクダミ以外の植物には影響は少ないのかと思います。



ただしまったく影響が無いとは言い切れませんので絶対に除草剤は駄目と言う方には、やはり地道な努力しか無いかと思います。

↑サボテンを地植えしているところもドクダミが生えていましたが、上記の方法でポタポタしてやるとすぐにドクダミだけ枯れました。↓

除草剤を使ってドクダミを枯らしてはいますが使う量は最小である程度地下茎にもダメージを与えられますから効果はあります。
繰り返しになりますがグリホサート等の薬剤を使う事に抵抗がある場合はやはり地道にドクダミと戦い続けるか、諦めて共生の道に進むしか無いかと思います。
実は諦めて共生すると言う道は意外と楽しく生きる道かもしれません。

関連記事↓
ラウンドアップやサンフーロンによる健康被害(発がん性)

植物
スポンサーリンク
臣をフォローする

趣味のDIYや園芸技術の情報を発信するブログサイトです。
サラリーマンをしながらDIYや園芸の技術を独学で磨いております。
新しい知識や技術を見つけたら当ブログで紹介していこうかと思います。

2020.5.30にサイトのアドレス変更に伴いサイトもリニューアルしました。

臣をフォローする
工房JIN

コメント